「パルプ・フィクション」からこじらせ女子高生時代を思い出す
うちの主人はテレビっ子。
主に見るのは野球、将棋、麻雀関連なのだが、ケーブルテレビと契約するには複数チャンネルのパック契約がお得ってことで、他のチャンネルもいくつかまとめて契約済み。
その中に映画、海外ドラマのチャンネルも入っているので、エビビにとってもハッピーな環境です。
まあ子供二人もいれば、いくら見られる環境が整ってても見られるかどうかはまた別問題だけれども。
番組表を見てたらば、あら懐かし「パルプ・フィクション」!
もう何回も見たけれど、放送したらついつい見てしまうお気に入りの映画。
これ見ると高校生の頃を思い出すのよね~
ワタシが高校生のころはもろアムラー世代。
ギャルっぽい子が多かったけれど、同じくらい個性派とかなんとか言って
スーパーラバーズとかトランスコンチネンツなんかを好きな子も多かった。
まあワタシはどっちつかず。ギャルにもなりたかったけど個性的って思われたい!と願う、結局はフツーの中肉中背の田舎の高校生だったワケです。
「英語」とか「国際」って言葉がカッコイイ~と思ってたのもこの頃がピークかしら。雑誌のSPURなんか買っちゃったりしてね、洋画もいろいろ見たくってTSUTAYAにも通ってたな~。
当時のSPURは今みたいにコンビニじゃ買えなくてね、わざわざ本屋さんに行ったりしてさ。とにかく横文字に憧れてた頃。
もちろん「パルプ・フィクション」を見たのもこの頃。
けだる~い雰囲気と、ブラックな内容なのに淡々と流れていく画面に釘付けだったな。
ちょうど「気だるそうなのってカッコイイ!」とまた変な憧れを持ってたから、ますます惹かれたのもあるかも。
「体育で頑張って走るとかヤダー」みたいな時だったのね、きっと。
当時SPURの特集で、「今はオカッパ頭がイケてる!」みたいなのがあって。今思い返せば、オカッパ流行ってたっけ!?てな感じだけど、当時ワタシは「コレだ!個性的!」と飛びついたわけ。ああやめて。
イケてるオカッパとして紹介されてたのはこのお二方、
まずは「パルプ・フィクション」のユマ・サーマン。
そして「レオン」のナタリー・ポートマン。
その他は記憶に残っていない・・・というかその他のオカッパたちはそんなイケてなかったような気がすんだけども。この二人がかっこよすぎてついつい、やってしまったのよね、オカッパ。。
ホントのオカッパ。
そりゃさ、この人たちがオカッパにしたら似合うわよ。
だって坊主も似合うし。
ワタシはすっかり自分の骨格やら顔立ちやらを忘れて美容室に走ったわけです。
夢見る乙女の妄想力って本当に半端ではなく。「あれ!?なんか違うんだけど!?!?」て気づいたのはもうカットも終わってお帰り間際という。。。
ちょっと家帰ってから泣いたけどね。
ああ乙女のほろ苦い思ひ出よ。
出来上がったのはただの田舎のオカッパの中肉中背の高校生だったのよね〜
んまあ・・・個性的、ではあったかも。だって他にオカッパいなかったし!
ホラやっぱオカッパ流行ってなかったじゃんよ!!
あん時オカッパじゃなければなー。もちょっとモテてたかもなー。
そーいや20代前半で付き合ってた年上男性と踊った時、もろ「パルプ・フィクション」のトラボルタみたいなダンスしてドン引きしたのだった。あれは一体何だったのだろう。